部品の設置高度

部品の設置座標は、水平面(XZ平面)と高さ(Y)です。

部品を移動すると、自動的に設置高度が計算されます。

部品を移動するとき、移動先にすでに設置されている部品にあわせてAIが自動的に設置高度を決定します。

高さは、部品のジョイントまたは、回転原点が基準になります。

部品には、傾斜して配置できる部品と、常に水平な部品があります。ジオメトリにyを入力する項目が2つ表示される部品は、斜めに配置可能です。

高度の固定と手動設定

部品の配置高度を固定すると、移動してもAIによって自動的に高さが変更されなくなります。

ジオメトリの「高度数値入力」をチェックしてください。 チェックした部品は、移動しても高さは変化しません。 高さを変更する場合は、チェックした状態でジオメトリのyの項目に数値を入力してください。

線路、高架橋の高度を再設定する

線路、高架橋を一度マウスでドラッグで別の場所に移動して、再設置してください。高度が再計算されます。

部品の上面

部品の「上面」は、部品の形状とは別個に設定されています。たとえば、プラットホームは、ホームの屋根の上ではなくホーム面が「上面」になり、この上にほかのイス、売店が配置されます。また、「上面」のない部品もあります。この場合は、部品を上に置くことができません。

ポリゴン部品は、固体ではなく仮想的な存在です。部品を形状に関係なく重ね合わせることができます。ジオメトリで高さを固定してから、数値で高さを直接設定することで物体の上にのせずに重ね合わせることができます。

傾斜可能な部品は、ジオメトリに2つの高さを設定する入力エリアが表示されます。それぞれに高さを設定できます。傾斜可能な部品は、XZ平面の座標を変化させないよう、特殊なシアー変形で表示されます。回転による斜め表示ではありません。

多層構造の路線を造る場合は、下層から順番にレイヤーをわけて制作するとスムーズに作業を進めることができます。下の層の敷設が完了したらレイヤーをロックして、次の層に作業を進めてください。